白老、光の風景

会期
2023年9月9日~17日
時間
10:00-16:00
料金
ドネーション(寄付制)
場所
飛生アートコミュニティー (校舎内 体育館横展示室)
アーティスト
船越 菫

船越 菫

1996年大阪府生まれ。2022年京都市立芸術大学大学院修士課程修了。現在京都で油彩画を中心とした制作活動をしている。 筆跡をなくす油彩表現によって、焦点をずらしたような曖昧なモチーフと実在感を追求した光を描く。
自身の感覚的な記憶を想起させる日常の光に注目していて、身の回りの光を描くことで記憶を作品にとどめ、またその多義的な画面から観賞者それぞれの記憶が引き出されるような観賞体験をつくりたいと考えている。

 

今回は、2023年3月に旧飛生小学校で2週間の滞在制作を行った成果作品を展示します。 雪山と新芽の木々が同居する春の白老の風景の中で柔らかな光が作り出す色彩や、水平線や地平線が広がるこの地域の風景と重なるような横一文字の裂け目が伸びるアヨロ海岸の岩の形に関心を抱き、白老各所の自然の色や形をつかまえて作品をつくりました。 ぜひご高覧くださいませ。