小助川裕康

北海道札幌市出身。 マーカーやペンキ、スプレー缶を用いた絵画や壁画やランドスケープをキャンバスとして木や石を用いた野外作品も制作する。 飛生アートコミュニティには十年以上関わり、森にも数々の作品を残している。 近年、雪の景色を題材とした山の絵画、彫刻を制作している。 また、インスタレーションやライブペイント、アーティストコレクティブィに参加するなど表現活動の幅を広げている。

今回は、作家が飛生に通い滞在して、教室の壁面をキャンバスに白老岳からインスピレーションを得た壁画、白老町各所から集められた土や砂を用いた彫刻を制作いたします。 これらは会期後、作家自身の手で消され解体される作品です。 また過去に制作された作品も廊下に展示いたします。 作家の年の重なり意識の移り変りを感じていただけたら幸いです。ご覧いただく皆様の記憶に残りますように。

https://hiroyasukosukegawa.jp

Photo: Ryoichi Kawajiri