杉原信幸

展示場所
飛生の森(常設)

旅することで出会う、地と、その地に暮らす人と文化との出会いの驚きから生まれる表現によって、人と自然の境界の場をひらく活動を行う。 長野県生まれ。2010年より木崎湖畔を中心に「信濃の国 原始感覚美術祭」を毎夏主催。2016年NPO 法人原始感覚舎設立。理事長。 2019年ACC(アジアン・カルチュラル・カウンシル)のフェローシップで8か月間の台湾原住民文化リサーチを行う。

MESSAGE
飛生に約1ヶ月滞在して、貝殻の舟を作りました。
飛生周辺のリサーチを行い、アイヌのチプ(丸木舟)や、温泉の湯煙たつ朝のアヨロ海岸の風景、風雪に洗われたホッキ貝のほんのりとした薄ピンクや紫の色を繋いで作りました。
アイヌ語地名の土地を言祝ぐような地形の舞い、白老の鯨のような岬、飛生の森の美しい土地の力をアートとともにぜひ楽しんでください。