はじめに
INTRODUCTION
北海道、白老町。
飛生アートコミュニティーと
森づくり、そのはじまり。
飛生アートコミュニティーと
森づくり、そのはじまり。
飛生(とびう)は北海道・白老町にある小さな集落。
千歳空港から1時間ほどの距離に位置し、白老町の山奥の10世帯ほどの地区にある、かつて小学校だった場所が活動拠点となっています。この共同アトリエ、飛生アートコミュニティーの校舎裏の森は、かつて豊かな自然環境がありました。学校でも自然を取入れた多くの授業があり、子どもたちは学校林に集まる多くの鳥たちの鳴き声を、聞き分けることができたそうです。
しかし廃校とともに年月が経ち、飛生地区は過疎化が進み、森は放置されたまま荒れ果て、立ち入りも困難なほどになっていました。
千歳空港から1時間ほどの距離に位置し、白老町の山奥の10世帯ほどの地区にある、かつて小学校だった場所が活動拠点となっています。この共同アトリエ、飛生アートコミュニティーの校舎裏の森は、かつて豊かな自然環境がありました。学校でも自然を取入れた多くの授業があり、子どもたちは学校林に集まる多くの鳥たちの鳴き声を、聞き分けることができたそうです。
しかし廃校とともに年月が経ち、飛生地区は過疎化が進み、森は放置されたまま荒れ果て、立ち入りも困難なほどになっていました。
飛生の森を、子どもたちが自然に触れあい、遊び、学び、集える森として未来に繋げたい。
このような思いから、森に人々が集いまた創造できる場を取り戻すことを目標に、2011年「飛生の森づくりプロジェクト」がスタートしました。
循環可能な生態系の維持を基本に据え、森と共に変化していく作品=森づくりをしたいと願いながら、苦労や課題の連続のなか森と向き合った時間、協働の時間は、かけがえのない出会いや繫がり、喜び、経験、たくさんの知恵を与えてくれています。
飛生アートコミュニティーで
年に一度開かれる飛生芸術祭
年に一度開かれる飛生芸術祭
⽩⽼町の旧⾶⽣⼩学校にアトリエを構え、1986年に発足した⾶⽣アートコミュニティー。
そこで制作する若手アーティストたちによる小さな「⾶⽣芸術祭」がはじまったのは2009年のこと。「⾶⽣芸術祭」は、⽊造校舎と周囲の森を展覧会場として、多様な表現をお披露⽬し、たくさんの⽅々と出会い交流する、⼀年に⼀度の催しです。
この場、この土地でしか成し得ない創作・表現とは何かをずっと考え続け、多くの有志とともに協働を続けています。
そこで制作する若手アーティストたちによる小さな「⾶⽣芸術祭」がはじまったのは2009年のこと。「⾶⽣芸術祭」は、⽊造校舎と周囲の森を展覧会場として、多様な表現をお披露⽬し、たくさんの⽅々と出会い交流する、⼀年に⼀度の催しです。
この場、この土地でしか成し得ない創作・表現とは何かをずっと考え続け、多くの有志とともに協働を続けています。
森と旧校舎にある
おとぎ話のような世界。
一人ひとりが物語を紡ぐ
TOBIU CAMP。
おとぎ話のような世界。
一人ひとりが物語を紡ぐ
TOBIU CAMP。
飛生芸術祭のオープニングイベントとして2011年にはじまったTOBIU CAMP。
木造校舎やグラウンド、周囲の森、広大な牧草地を舞台に、アートや音楽、アイヌ伝承歌・踊り、ダンスパフォーマンス、市民とつくる演劇などの幅広い表現をとおして、おとぎ話のような世界観を演出します。
人形劇や創作ワークショップなど、親子向けの催しも充実。一昼夜を過ごす森の時空間では、キャンプ体感や、豊富な手づくりフードなど五感で楽しめることも魅力です。ぜひ大切な人と一緒に、飛生でのそれぞれの物語りをつくりに来てください。
木造校舎やグラウンド、周囲の森、広大な牧草地を舞台に、アートや音楽、アイヌ伝承歌・踊り、ダンスパフォーマンス、市民とつくる演劇などの幅広い表現をとおして、おとぎ話のような世界観を演出します。
人形劇や創作ワークショップなど、親子向けの催しも充実。一昼夜を過ごす森の時空間では、キャンプ体感や、豊富な手づくりフードなど五感で楽しめることも魅力です。ぜひ大切な人と一緒に、飛生でのそれぞれの物語りをつくりに来てください。