木木木人による飛生の森のガイドツアー

日時
9月9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日) 
11:00 / 14:00 各日程2回開催
集合場所
校舎前ブランコ横(雨天時は校舎入り口)
参加料
ドネーション制(校舎内に募金箱を設置)

飛生の森づくりプロジェクトに参加しているメンバーがガイドとなり、飛生の森を案内します。森づくりの話や木々の話、森の中にある作品の話などを聞きながらゆっくりと森を歩きましょう。

 

//  飛生の森づくりプロジェクトについて //

旧飛生小学校の校舎裏に残る森は、かつて、子どもたちの格好の遊び場でした。多くの動物や植物に触れあいながら、探検ごっこや鬼ごっこをするなど賑やかな森でした。ですが、廃校とともに人々は去り、いつしか笹が伸び放題の放置林となっていました。再び、子どもたちが自然に触れあい、遊び、学び、集える森として未来に繋げたい、このような思いから、「飛生の森づくりプロジェクト」をスタートさせました。

2011年は、まず森の中に人が入る為の散策路をつくりました。

2012年からは、Tupiuという黒い鳥が存在する「森の神話」に基づき、”森の住人”の暮らす世界をつくりはじめています。

2013年には高さ10mのトーテムポール”Tupiu TOWER”を地域の人たちの手を借りながら立てました。

2014年には森の住人の家”Tupiu HOUSE”が完成しました。

2015年には森の住人のピザ窯”Tupiu OVEN”や菜園”Tupiu FARM”が完成しました。

2016年には黒い鳥を迎える鳥の巣”Tupiu NEST”や森のテラス”Tupiu TERRACE”が完成しました。

2017年には”Tupiu NEST”の中に卵が現れました。

2018年には”Tupiu NEST”のある大きな木が台風21号により倒れ、その木を森の人たちによって起こし、守るという決断をし、木の根を守るように木の下に苗を植えることで小さな森をつくります。

2019年には黒い鳥のゲート”Tupiu”が出現しました。

2020年以降も”Tupiu”の物語は続いていきます。

森に作品を点在させるようなアートの森ではなく、森自体が時間と共に変化していく一つの作品として考えています。

また、このプロジェクトは、森づくりを通して人が森から様々なことを学び、自然と人との共存を探していく取り組みでもあります。これまでに、多くの人達の協力でこの森づくりを続けてきました。

飛生アートコミュニティーに集まる仲間たちだけではなく、地元の方々や専門家の方々の協力も仰ぎながら、時間をかけて夢の森づくりを続けていきたいと思っています。

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photo:ASAKO YOSHIKAWA